[ あらすじ ]
朝目が覚めて耳に届く雨音に志水は深い溜め息をつく。
容姿・頭脳・人柄と揃い、30歳で課長という順風満帆な人生を歩む彼だが、どうにも克服できない欠点があった。それは「雨男」だということ・・・。
入社式の司会を務める日、雨の中鬱々と出社した志水は、高校時代の宿敵、「晴れ男」の泉と再会する。
中途採用で転職してきたという彼を、以前と変わらず疎ましく思う志水。けれど、「晴れ男」を利用する事を思いつき、泉を自分の部下に据えるが!?
[ review ]
水壬楓子さんの本はこの本が初読み。
あんまり意識せずに、あらすじだけで買ってしまったのですが。
面白かったです。最初から最後まで楽しんで読めました。
表紙を見て、傘を持ってる美人系の方が志水なのかな?と思っていたら、背の高い男っぽい方が志水でした。
これで雨男は確かに違和感。なんだか似合わなくて楽しい(←ひどい)
ジンクスのせいでお互いがお互いにコンプレックスをもってしまっている2人。
仕事に対する能力も性格も嫌いではないのに、むしろ好ましいのに、それを素直に言葉や態度に出来ない、志水のぎこちなさやもどかしさが焦れったくて、読み手の心をくすぐってくれます。
書き下ろしでは視点が泉に変わって、泉の志水に対する負い目とか不安とか疑惑とかが切なくて、いじらしくて・・・可愛かったです・・・(^^;
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