[ あらすじ ]
ひとりは一目惚れを理由に検事から弁護士に転身した変り種弁護士、仁和憲章。
もう一人は繊細でお坊ちゃま育ちだが芯の強い町の弁護士・御法川正実。
二人の出逢いは最悪だった。
ある日ある午後、御法川事務所に新人弁護士としてやってきた憲章に、正実は誰に知られたくなかった秘密を見られてしまったのだ。
そんなこともあり、普段は誰にも優しい筈の正実だが、憲章にだけは厳しくあたってしまう。
しかし・・・・・憲章は―――――
[ review ]
たけうちりうとさんの、私的好きな所がこれでもかっ。と凝縮された本でした。
登場人物たちがおきゃんでキュートで男前でいて変(笑)
容姿に対しての形容詞である『可愛さ』でもイラストの『可愛さ』でもない、人間的『可愛さ』に変人チックな行動も言動もじれったい不器用ささえも個性として愛しくなる。
人物だけでも魅力的なのに、独特のテンポで進む会話と文章が全体のストーリーからキャラを浮かせない。
こんなに変な人なのにと思いながら『惚れた弱み』を体感しつつ、正実の『炊飯器の愛』に読んでるこちらがメロメロになってしまいました(笑)
最後の一文を読んで、もっとこの2人の話を読みたかったなと思わされ、本を閉じるのがとても惜しくて最初から読み直す。――――― というのを繰り返してしまった(苦笑)
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